久し振りの山歩きは、これ以上はないというくらいの完璧な快晴に恵まれました。
残雪の登りは決して楽なわけではないけれど、下りは天然の長く大きな滑り台。雪の斜面をお尻で滑り降りれば、あっという間に尾瀬ケ原が見えて来ます。
早朝の樹林帯を抜ける時の唐松の香りの清々しさ。白い平原に浮かび上がる白樺のシルエット。数え上げれば切りがないくらい、山は神秘の魅力に溢れています。いつも新しい発見で僕を驚かせてくれます。
白くて柔らかい大地と、青く澄み渡った空に包まれた、幸せな一日でした。