「ニューヨーク株式市場は、東北関東大震災の発生、
福島第一原発の一連の問題などが、
世界経済の不安要因として受け止められ、
ダウ平均株価は一時、300ドル近く値下がりした。
アメリカでも株価が大幅に下落したことで、
世界同時株安の様相を呈している」
という、趣旨のニュースをNHKが放送した。
昨夜の静岡東部が震源の地震の影響もあり、
日本全体に更に不安なムードが浸透し始めている。
これから先のことはもう予想不可能になりつつある。
というか、むしろネガティブな状況だったら安易に想像できてしまう。
本当に未曽有の危機の時代に突入してしまったのだと思う。
でも、これから先を、サバイバルだと捉えると、
それこそ最悪な状況になってしまう。
生き残りを賭けたサバイバルな世界なんて、
誰も望んでないと信じたい。
全国民が一丸となって、助け合い、
分け合って生きて行くという、
まったく新しい道にしか光明はない。
僕は後者の生き方を撰びたい。
例え、生活自体は質素だったとしても、
穏やかで、暖かい世界を選びたい。
子供も老人も幸せを実感できる、
本当の夢の世界を望みたい。
今までは不可能だと諦めていた世界、
すべての人が安心して暮らせる世界、
今、みんなが体感し始めている、
この未曽有の危機を乗り越えた時、
そういう世界が僕達を待っているんだと、
そう信じて生きて行きたい。