2007.11.04
「LIVE ACT 2」
昨夜は大阪でした。
本当に「Boowy」という「現象」は、
僕らの手を離れて以降、巨大な存在になってしまい、
幅広い年代の様々な人達の想いが渾沌としていて、
もはや誰にもコントロール不能な、
「MONSTER」となってしまっているような一面がある。
そういう微妙な感触というか空気感を、
皮膚の表面で確実に受け止めつつ、
僕は演奏を開始する。
すべての左脳的な思考を放棄して、
自分の欲求、本能の導くままに、
自らの放つ音楽に没入する。
我を忘れて、歌の世界にのめり込む。
やがて、ほんの少しづつだが、
会場全体が共鳴し始める。
そして、僕は至福の時を迎える。
大阪。
そこはやっぱり、
ストレートで、あったかい場所でした。